生活トラブル 鍵の事件簿

一見ネット環境に関係ないように見える家の鍵も、鍵番号をもとにネットで注文・不正に複製される危険がある。

ネットの普及による事件

ネット普及による事件

私たちは毎日インターネットに触れることが多くなり、その恩恵とともに弊害もまた受ける事になった。

それがインターネットを利用した犯罪である。SNSを利用している人は特に注意が必要で、何気なくアップロードした写真から、写っている建物や風景から読み取ったキーワードとなるものを利用し、最終的には自宅の住所・個人の名前・家族の情報などまでが流出するケースもある。
本人がアップロードしなくとも、周りの友人が名前をタグ付けしてアップしてしまうこともある。たかが写真1枚だが、ネットリテラシーが低いと事件に巻き込まれる可能性も高い。

家の鍵がネットで作られる危険

家の鍵については一見、インターネットとは縁が無いように思えるが実は鍵業界も進化を遂げ深く関わるようになった。

例えば合鍵である。合鍵を作る時には以前であればホームセンターや駅にある鍵屋に持って行き数時間~数日以内で複製してもらえるものであったが、今はインターネットで注文できる時代となった。その方法はマスターキーと呼ばれるシリンダーに対して1本ついている鍵に刻まれたシリアルナンバーを合鍵屋のサイトに送る。そうすると数日で家に鍵番号をもとに複製された鍵が送られてくるシステムである。そう、鍵はシリアルナンバーさえ分かれば作られてしまう。
引越しをする・同棲をするといった新しいことをスタートするとき、テンションが上がりSNSに鍵をアップロードしてしまう方もいるかもしれない。そうすると住所までばれてしまった際に合い鍵まで作られてしまう恐れもあるだろう。鍵は他人に見せないように注意していこう。

対策はされている

だが鍵業界もそうしたケースを放置しているわけではない。ネットの鍵屋も今は身分証明書を同時に提出してもらうように徹底している。
また、シリアルナンバーだけでは作成できない極めてセキュリティ性の高いシリンダーも登場している。(例:カバスターネオ)番号だけで合鍵を作れることは大変便利ではある、セキュリティ性の高い鍵は高くまた手に出来るまで2週間ほどかかるということもあり、一長一短と言ったところ。どちらの鍵を選ぶかは使用する本人次第となる。

もしセキュリティ性の高い鍵に交換するのであれば、近くの鍵屋さんに依頼すると良いだろう。

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